2010年6月アーカイブ

過払い金返還請求権の消滅時効について

最近、テレビやラジオのCMで、「過払い金」という言葉をよく耳にしますよね。

過払い金というのは、金融会社との間で、借り入れと返済を繰り返すような取引を長期間にわたって継続している場合に発生する、不当利得金です。不当利得というのは、民法703条に規定されているのですが、法律上正当な理由がないのに利得を受けて他人に損失を与えた場合の利益のことです。不当利得は返還しなければいけません。

金融会社は、利息制限法の上限を超過した利息を取り続けていました。これは、出資法という法律に、例外的に利息制限法の上限を超えていたとしてもこれを有効とする「みなし弁済」規定が存在したためなのですが、この例外規定の適用範囲が判例で徐々に狭められ、最終的にはほぼ適用は不可能な状態になったために、ほぼ全ての金融会社が不当利息をしていたような状態となりました。

不当利息は、利息を付けて返還しなければいけない場合と、利息を付ける必要まではない場合があります。これも民法に規定されているのですが、悪意の受益者は、利息を付して返還すべきと規定されています。悪意の受益者というのは、返還しなければいけないことを知りつつ利益を得たものです。金融会社は貸金のプロですから、当然返還義務があることを知っていたというように判断されることが多いです。 参考:貸金業者は原則として悪意の受益者となると判断した最高裁平成19年7月13日判決

過払い金を計算するためには、まずは過去の借り入れと返済の明細を取り寄せる必要があります。取引の履歴を入手できたら、それを元に、引き直し計算を行ないます。引き直し計算のためのフリーソフトなどもあります。アドリテム司法書士法人さんの公開している、「外山式」と呼ばれる計算ソフトが有名です。

請求には、実は期限があります。過払い金返還請求権は上記のように不当利得返還請求権であり、不当利得返還請求権は債権ですので、民法の規定により10年で時効消滅してしまうためです(民法167条)。この10年の起算点は、取引終了の時点であるというように、最高裁で判断されています。これを、取引終了時説などと呼びます。以前は、個別進行説という説もあり、下級審の判例は分かれていたのですが、上記最高裁判例により決着がつきました。

ただし、取引終了時というのが、基本契約の解約の時点なのか、最終の取引の時点なのか、無利息の残高がある場合にその返金の時点なのか、このような細かい点については、まだ争いとなる場合もあります。

こちらは、過払い金返還請求の時効についての情報をまとめた専門ページです。
過払い請求の消滅時効について

 皆さんは過払い金という言葉をご存知であろうか?恐らく、多くの方々は言葉だけなら聞いたことがあるだろうと思う。過払い金の定義とは金融業者等からの借りた返済金に法律の上限以上に利息額をつけてくるもので、本来返済者が払う必要のない利息分のことである。関西最大の都市である大阪は、多くの金融業者があり、またこの過払い金の問題も多く存在する。そこで、今回は大阪での過払い金の請求手順について言及する。
 まず、必要以上の利息や債権回収に追われているのならば、弁護士の先生へ相談するのが一番よい。しかし、弁護士事務所に足を踏み入れるのには勇気がいる行為であると思われる。なぜならば、弁護士へ相談すると相談料として1時間いくら、という形態の相談料が発生するからである。この相談料は弁護士によって全く異なる為、容易に相談するのは気が引けてしまう。
 そこで、今回オススメしたいのが大阪、東京等で定期的に開催される、地方公共団体が主催する「過払い金の返済請求手続きの無料相談会」である。「法の日」のイベントとして行われる。
 これは、無料にて弁護士の先生に相談できる為、本当に気楽に相談がしやすい為である。また、予算に応じた弁護士事務所も紹介してもらえるかもしれない。是非、弁護士事務所に行く前に一度、無料相談会を経由すべきであると筆者は考える。また、日本司法支援センターの無料相談も利用するとよいと思う。
大阪市役所

過払い請求をするには方法というものがあります。

そもそも過払いというのは多く払いすぎた金利分の利息を支払ってもらうという事なんです。だから自分にどれだけの過払いが有るのかという事を確かめる必要があると思いますね。場合によっては時効などとかで請求が出来なかったりすることもあるみたいですからね。それから良心的な業者の場合はちゃんと法律以内の金利でしているので過払いが生じる事はありません。

だからまずは調べるところからはじめるのが大事だと思います。

通常、貸金業者には過去の貸し借りの履歴を開示する義務があるため問題ないのですが、一部の業者は、過去の取引の履歴を保管しておらず、廃棄したため開示できないという主張をしてくることがあるようです。このような業者が相手のときには、借金の返済に関するものを全部なくしてしまったという場合はやっかいなことになります。このような事を避けるためには、今支払いをしているという人はその記録となるものを絶対に残しておくべきだと思います。サラ金のATMで支払いをしたのであれば、支払った後に出てくる小さな紙片(領収書)、銀行振り込みならば振り込みの控え、あとは通帳から振り込んだのであれば、古くなっても通帳を捨てないというようなことですね。

これは大事なもことです。もしも証拠となるものを捨ててしまったらうまくいくものも行かなくなってしまう可能性がありますからね。

後は頼りになる信頼のできる法律家を選んで依頼することです。これで後は任せておくのみだと思います。
他にも色々な方法が有ると思いますが気になる人はネットとかで調べてみるのもいいのではないかと思います。

みなさんの中で過払いの請求をしてみたいって思っているならまず、サイトで調べてみましょう。私ならそうしますね。まず、ネットで検索してみます。大阪はかなり実績があるのでどこも期待できそうですよね。しかし、まずは、サイトをじっくり読んでみてここならいいかなって思うところに相談してみましょう。無料で相談にのってくれるところもありますよ。その時に自分んでしっかり状況をメモしておかないといけません。どこの消費者金融から借りていてどのぐらい返済していて、いくら返済しているのかを把握しておきましょう。するとスムーズに話がすすめられますよね。そしてわからないことがあれば相談してみてください。もし、その時お金がなくても事務所によっては分割で返済できるところもありますし、そもそも着手金が必要ない(後払い)事務所もあります。そのところも質問してみるといいですよね。自分でもしっかり下調べをしてその弁護士さんが頼めると思ったらお願いすれば、きっと力になってくれますよ。まずは大阪の事務所を探しましょう。

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